加藤浩次「ずっと面白いからね!」『スッキリ』のジョイマン特集に不満あらわ


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加藤浩次「ずっと面白いからね!」『スッキリ』のジョイマン特集に不満あらわ

画像:時事通信フォト

2008年のブレイク後、一旦はテレビの表舞台から姿を消したものの最近再ブレイクの兆しを見せているお笑いコンビ「ジョイマン」を特集した20日の「スッキリ」(日本テレビ系)。

するとその放送中、MC加藤浩次さんがジョイマンの特集に首を傾げるシーンが。

20日、『スッキリ』(日本テレビ系)の流行しているものを調査するコーナー「BUZZ-P」でお笑いコンビ「ジョイマン」の高木晋哉さんと池谷和氏さんが登場。

昨年から再ブレイクの兆しを見せているワケを追及しました。

2008年にブレイクし、同年の「最も気になったお笑い芸人」に「髭男爵」や「はんにゃ」を抑え1位となったジョイマン。

しかしその後、徐々にテレビ出演が減少していき、池谷さんは「月収も5万円以下だったので、僕はバイトしていました」とも。

ただそれから十数年が経過すると2021年上半期でテレビ出演は60本、テレビCMも3本決定するなど人気がV字回復。

そのワケについて、元テレビ東京のプロデューサーである佐久間宜行氏は、過去SNSで話題になった「ゼロ人サイン会」や「お客さんゼロ人ステージ」での高木さんの書き込みだと指摘。

「卑屈だったり、自虐だったり、もっと笑いを取りたいって感じのツイートになりそうなのを高木くんのツイートって上品なんですよね」と述べました。

また、覇を競った髭男爵・山田ルイ53世さんも「なんとでもしてくれという気持ちが2人のベースにあって、ジョイマンに敵っていないですもんね」、「誰も敵だと思わない強さ。唯一無二の強さ」とジョイマンの再ブレイクの背景を分析。

すると、これに池谷さんは「すばらしいですね」と笑って大喜び。

高木さんもかつての戦友からの言葉に「天津木村さんにもね、『サンドバッグになれ』と言われたことがあって」、「『上手い返しをしようとか思わなくていいんだおまえらは』、『それが面白いんだから』と言っていただいて、そういう芸人なのかなと」と自身を振り返り、「攻撃性はないのかもしれない」と再ブレイクのワケに笑顔を浮かべていました。

「ジョイマン」の再ブレイクのワケに迫った20日の「スッキリ」。

その後も、人気上昇中について池谷和志さんが15年間も言い続けている「なんだこいつ~」というフレーズなど、その理由を追及していました。

しかし、ジョイマンの2人が再び面白くなってきたというコンセプトの特集にスタジオの加藤浩次さんは厳しい表情。

そして、「ガヤというかなんだろう…ずっと面白いからね!」、「ジョイマンはポンと上がって1回沈んだだけで、その間もずっと面白いから」と、13年前のブレイクが終了した後も「面白い」と加藤さんは強調すると、「だからどこでピックアップされるかということだから、ジョイマン自体は俺はずっと面白いと思ってるけどね」と、ジョイマンの「脱力系ラップ」を絶賛したのでした。

これに、番組を観ていたファンが反応し、「加藤さんのコメントわかりみが深い。ジョイマンはずっと面白いその通りなんだよ」などと、加藤さんのコメントに感謝の言葉が。

13年前のブレイク時から「面白い」とジョイマンのネタを絶賛した加藤さん。

一回り時代が映り変わり、ようやく世間の感覚がジョイマンのネタに追いついたということなのでしょうか。

(文:有馬翔平)

【日時】2021年09月20日
【提供】Quick Timez