タレント今田耕司(55)が22日、都内で行われた厚生労働省「依存症啓発サポーター」活動発表会見に出席。昨年に引き続き、同サポーターを担当することになったが、若い頃の自身の経験を語った。

【動画】松本人志とのやり取りを振り返った今田耕司

 「依存症にならないために努力していることはありますか?」と向けられると「若い時にお酒をもしかしたら、そういうふうになっていたかもしれないことがあった」と回顧。“良くない飲み方”をしてしまっていたようだが「松本(人志)さんに『お前はいつか(そういう飲み方を)やめたほうがええ』と本気で言われた事があって。それで22歳くらいから10年間くらい飲まなかったです」と明かした。

 その上で「今は飲んでいるんですけど、その時のような酔い方はしないようになりました。もし、あの時に言っていただかなかったら、どうなっていたんだろうと。ゾッとしますね。あの時言ってもらってよかった」としみじみ。この日は、高知東生へのインタビュー形式でのトークイベントを行ったが「(高知の話を聞いていると)そういうことを言ってもらうことがなかったりすることが一番つらいんじゃないかなと思うので、僕はもしかしたら運があったのかな」と語っていた。

 厚生労働省は、依存症に関する偏見・差別を解消し、依存症者や家族に対する適切な治療・支援につながる行動変容を促すことを目的に、「依存症の理解を深めるための普及啓発事業」を実施。依存症に関する正しい知識と理解が得られていない上、依存症への偏見、差別もあり、依存症者やその家族が適切な回復や支援に結び付いていないという課題を解決するべく、啓発サポーターの任命をはじめ、イベントSNSを通じた情報発信などを進める。

厚生労働省「依存症啓発サポーター」活動発表会見に出席した今田耕司 (C)ORICON NewS inc.


(出典 news.nicovideo.jp)


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