書店員を中心とした漫画好きが選ぶ「マンガ大賞2023」が発表され、とよ田みのる氏の「これ描いて死ね」が大賞(第1位)に輝いた。

第1位となった「これ描いて死ね」は、ある出来事がきっかけで「漫画をつくる」ことを意識しはじめた高校1年生・安海相(ヤスミ・アイ)に待ち受ける世界を描く。作品を生み出す苦しみや喜びをつづった、“漫画が大好きな漫画家”とよ田みのる氏による“漫画家漫画”だ。「ゲッサン」(小学館刊)で連載中。

マンガ大賞2023」公式サイトには、とよ田氏による受賞記念イラストが掲載されている。


マンガ大賞2023】

第1位(102ポイント)「これ描いて死ね」とよ田みのる
第2位(100ポイント)「あかね噺」馬上鷹将、末永裕樹
第3位(65ポイント)「女の園の星」和山やま
第3位(65ポイント)「正反対な君と僕」阿賀沢紅茶
第5位(59ポイント)「天幕のジャードゥーガル」トマトスープ
第5位(59ポイント)「日本三國」松木いっか
第7位(44ポイント)「さよなら絵梨藤本タツキ
第8位(34ポイント)「スーパーの裏でヤニ吸うふたり」地主
第9位(32ポイント)「劇光仮面」山口貴由
第10位(29ポイント)「タコピーの原罪」タイザン5
第11位(22ポイント)「光が死んだ夏」モクモクれん


今年で16回目を迎える「マンガ大賞」は、前年の1月1日12月31日に出版された単行本のうち、最大巻数が8巻までの作品を対象に(最大巻数が8巻相当までの電子書籍も該当)、「人にぜひ薦めたいと思う作品」をランク付けする。

1次選考は、自腹で作品を読んだ各選考員がひとり5作品を選出し、242タイトルラインナップされた。1次選考で得票数10位までに入った11作品が2次選考にノミネート。選考員はノミネート作品のなかから各自3作品を選出し、その投票を「1位:3ポイント、2位:2ポイント、3位:1ポイント」として集計した。

マンガ大賞2023が決定


(出典 news.nicovideo.jp)


<このニュースへのネットの反応>